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第二十七番 円福寺 -平穏-

関東平野の最東端に位置する銚子の街は、全国屈指の水揚げを誇る漁港の街。ここは第二十七番円福寺の門前町として発展してきた街である。

銚子駅から海に出て漁港にそってしばらく歩くと、商店街の一角を占める円福寺に着いた。朱塗りの仁王門を潜ると広い境内。大きな観音堂が目を引く。御堂の階段を上ると内陣は硝子張りになっているが、堂内を拝めるようになっている。前立の十一面観音に手を合わせ、本坊へと向かう。

広々とした境内は地元の方の憩いの場となっているようで、近所の方が暖かい日の下で何をとはなく喋っていた。時間が止まってしまったかのような長閑な光景である。当地の住人は何百年もの間、篤い信仰を捧げ、観音様に守られて暮らしてきたのだろう。平穏無事が何よりである。

暫く心を過去に飛ばした後、ふと空を見上げると、ごうと音がして飛行機が空を横切ろうとしていた。

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