« 第二十七番 円福寺 -平穏- | トップページ | いろいろあるから »

番外篇 満願寺 -波濤-

第二十七番円福寺の本坊で御朱印を戴くと、奥の院満願寺の案内を手渡された。当初の予定では直ぐ次の札所へと向かうはずであったのだが、何か魅かれるものがあり訪れてみることにした。

銚子電鉄の観音駅からローカル電車に乗って犬吠駅へ。駅から5分程歩いて満願寺に到着する。門を潜ると思いがけず壮麗な伽藍が目の前に開け、はっとする。空気が澄んでおり、心が清々しく、そして穏やかになる。西国、坂東、秩父、四国の本尊を勧請し奉安した御堂を歩いていると、厳かな気持ちとなる。境内には巨大な観音像が数体立っており、異世界に迷い込んだ心地である。暫し異界の感覚を味わう。

次の寺へと急ぐのを諦め、地球の丸く見える丘展望館ヘ寄ってみる。地球は丸かったが、房総半島が地球の半分くらいに見えて、切なかった。犬吠崎灯台にも寄ってみる。荒波が岩に砕けゆくのが荘厳だ。海の民を守る道標の一番上まで登り太平洋の彼方に思いを馳せるが、空腹に耐え切れず降りる。

寿司屋に寄ると、重禾が異常に大きくしかし値段は安く、幸せで涙を流さんばかりだった。此処に住むことが出来ればどれだけ幸せなことか。しかし、此処に住んで毎日寿司を食べていたらこの地を離れられなくなってしまうだろう。浦島太郎も然りか。海の幸の余韻を味わい、魚達の舞踊りを想い浮かべし後、再び歩き始める。

« 第二十七番 円福寺 -平穏- | トップページ | いろいろあるから »

「旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/31545/1904323

この記事へのトラックバック一覧です: 番外篇 満願寺 -波濤-:

« 第二十七番 円福寺 -平穏- | トップページ | いろいろあるから »

2013年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

way

  • Time is ...

最近のトラックバック